
まだ若いのに白髪が増えてきました…
色白なのが原因なのでしょうか?
こんなお悩みをお持ちの方に向けて記事を書きました。
20代やまだ若いうちから白髪が増えてくると「何か病気かもしれない」と不安になります。
もしかして色白だから白髪が増えたのかも…と疑問に感じる方も中にはいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、「色白は白髪が多くなるのか?」という疑問について深掘りしていきます。
色白は白髪が生えやすい?
色白の人が白髪が生えやすいかどうかは、主に遺伝や年齢、生活習慣などによるようです。
肌の色白や黒髪の人が、白髪が生えやすいという科学的な証拠はないとのことでした。
白髪は遺伝が大きい
白髪の生え方は個人差が大きいです。
20代の若いうちから白髪が生えてくる人もいれば、40代になっても白髪なしの人もいますね。
白髪が多いかどうかは、遺伝的な要因が大きな影響を与えることが知られています。
親や祖父母が早く白髪になった場合、その遺伝的な要因が子供にも影響を与える可能性が高いです。
年齢が原因となることも
また、年齢も白髪に関係します。
通常、年を取るとメラニン色素の生成が減少し、髪の色が白くなることがあります。
白髪が生えるメカニズム
白髪が生えるメカニズムは、髪の色を決定するメラニン色素の生成と分布が関係しています。
白髪が生える一般的なメカニズムを説明します。
メラニン色素とは?
メラニンは髪の色を決定するための色素のこと。
主に2つの種類があります。
- ユーメラニン:黒色や茶色の髪の色を形成する色素
- フェオメラニン:赤色や黄色の髪の色を形成する色素
メラノサイト
メラニン色素は「メラノサイト細胞」という細胞によってつくられます。
この細胞は
- 皮膚
- 毛髪
- 瞳孔
などのからだの多くの部位に存在します。
髪の色が決まるしくみ
ひとことで言うと、メラノサイトの活性により髪の色が決まります。
メラノサイトは髪の毛包という部分にも存在し、メラニン色素を髪の毛に供給します。
メラノサイトが活性化して適切な量のメラニンを生成すれば、髪はその色を維持すると言われています。



メラニンが少ないと髪が黒くなれないということですね
白髪の原因
先ほども少し触れましたが、白髪が生じる主な原因は
- メラノサイトの活性の低下
- メラノサイトの減少
です。
メラノサイトが減ったり少なくなったりする原因は、主に3つ。
①遺伝的要因
遺伝的な要因が白髪が若いうちから生えることに関与してきます。
親やおじいちゃんおばあちゃんが若いうちから白髪になった場合、遺伝する可能性が高くなります。
元からメラニンが少ないのかもしれません。
②年齢
年齢が増すにつれて、メラノサイトの活性が低下していきます。
その結果、髪の色が薄くなったり白髪が生じやすくなったりします。
③ストレス
- 長期間のストレス
- 過度のストレス
は、メラノサイトの活性を低下させることがあると言われています。
仕事や人間関係で強いストレスを感じる方は注意しましょう。



急に白髪が増える時は、ストレスが多い時期だったな…
色白で白髪が多いのは?
白髪が生えるかどうかは、メラニンが関係してくることがわかりました。
メラニンは髪の毛の色を決定するだけではなく、肌の色やシミにも影響します。
色白の人は、メラニンが元から少なくて肌の色が白い場合があります。
この場合、白髪が普通の人と比べて早く生えたり多かったりする可能性は十分考えられるのではないでしょうか?
白髪対策
白髪の対策方法について調べてみました。
健康な生活習慣の維持
バランスの取れた食事をしましょう。
ビタミンやミネラルを含む健康的な食事を摂ることが大切。
- ビタミン B12
- 鉄
- 銅
- 亜鉛
- セレン
などが髪の健康に関与する栄養素と言われています。
適切な睡眠も大事
睡眠も健康には大事です。
十分な睡眠を確保し、体のリラックスと修復に充分な時間を与えましょう。
ストレス管理
ストレスは白髪の原因になる可能性があるため、ストレスをできるだけ減らす努力を。
- 瞑想
- ヨガ
- 深呼吸
- 趣味に時間を割く
など、リラックス方法を試してみてください。
ヘアケア製品
白髪をカバーするためのカラーリング製品やトリートメントがあります。
【参考】ヘアマスカラ
ブローネヘアマスカラはマスカラのようなブラシで白髪を隠せるアイテム。
【参考】カラートリートメント
サイオス カラートリートメントは独自のカラー処方された白髪染めできるトリートメント。
色白は白髪が多い?|まとめ
色白は白髪が多いの?という疑問にお答えしてきました。
白髪は自然なことです。
完全に予防できないこともありますが、白髪が気になる方は上記の方法を試して白髪をカバーしてみてくださいね。