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シオランのおすすめ本はどれ?生死について考えた時に読みたい本

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シオランの思想を学びたいです。
おすすめの本はありますか?

こんなお悩みをお持ちの方に向けて記事を書きました。

悲観主義者「シオラン」をご存知でしょうか。

  • 生死について考えたことがある
  • 哲学や思想に興味がある
  • いろんな死生観を知りたい

こんな方にシオランの本をぜひおすすめしたいです。

そこで今回はシオランのおすすめ本を5冊ご紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

シオランのおすすめ本5選

今回ご紹介するシオランの本は下記5冊です。

  1. 生誕の災厄
  2. 生まれてきたことが苦しいあなたに
  3. 涙と聖者
  4. 絶望のきわみで
  5. 告白と呪詛

それぞれ解説していきます。

シオランのおすすめ本①生誕の災厄

まずご紹介するのは「生誕の災厄」です。

こちらの本の簡単な内容は以下の通り。

ただひとつの、本物の不運は、この世に生まれ出ることだ。──「暗黒のエッセイスト」が放つ、独特のユーモアと強烈な皮肉に満ちたアフォリズムに、読者は一瞬にして呑みこまれる。

紀伊国屋書店

あまりにも完全な地獄は、楽園と同じように不毛である。

あらゆる思想は、損なわれた感情から生まれる。

一冊の本は、延期された自殺だ。

生死について考えたことがある方にとっては興味をそそられる内容かと思います。ぜひシオランの死生観を味わってみてください。

>>「生誕の災厄」の口コミはこちら

シオランのおすすめ本②生まれてきたことが苦しいあなたに

続いてご紹介するのは「生まれてきたことが苦しいあなたに」です。

こちらの本の簡単な内容は以下の通り。

ペシミズムとは「生きる知恵」である

「ペシミストたちの王」シオラン。この陰鬱な思想家の思索と執筆は、つねに厭世的なことがらに捧げられてきた。怠惰、死、自殺、憎悪、衰弱、病気、人生のむなしさ、生まれてきたことの苦悩……。ことほどさように、シオランは「暗い」。しかし、あるいはだからこそ、彼の清々しいほどに暗い言葉の数々は、生まれ生きることに苦しみを抱く私たちが人生を楽にし、生き延びるために役に立つ。本書は、気鋭のシオラン研究者が、彼の言葉と時に批判的に伴走しながらその思想をひもといた、待望のモノグラフである。いまこそ読まれるべき、魅惑的な思想家のすべて。

星海社

「生まれてきた理由がわからなくなってしまった」そんな経験がある方に読んでほしい本です。

>>「生まれてきたことが苦しいあなたに」の口コミはこちら

シオランのおすすめ本③涙と聖者

続いてご紹介するのは「涙と聖者」です。

こちらの本の簡単な内容は以下の通り。

私たちを聖者に近づけるのは、最深部に眠る涙の目覚めである

痛切な悔恨の抒情を湛える、若きシオランの感情の激発。

暗黒のエッセイストが、祖国を離れた年に記した、思想の原点。

紀伊国屋書店

シオランの初期の頃の作品になります。

シオランについて理解を深めたい方におすすめの本です。

シオランのおすすめ本④絶望のきわみで

続いてご紹介するのは「絶望のきわみで」です。

こちらの本の簡単な内容は以下の通り。

一九三三年のルーマニア―不眠と眩暈、強度の内的緊張、危機的な精神状況に陥った当時二十二歳のシオランは「書くこと」によって生き延びた。異端の思想家シオランの出発点。

紀伊国屋書店

シオランの処女作です。

>>「絶望のきわみで」の口コミはこちら

シオランのおすすめ本⑤告白と呪詛

続いてご紹介するのは「告白と呪詛」です。

こちらの本の簡単な内容は以下の通り。

80歳代も近くなったシオランが,みずからの老い,そして死に向きあいつつ著わしたこの本が,彼の最後の作品となった。皮肉と毒舌に満ちた断章の連続はあいかわらずだが,ここには暗さ,激しさよりもむしろ,人間の最も暗く醜い部分をも軽やかに嘲笑う枯れたユーモアが漂っている。

入魂の名訳でおくる「シオランの到達点」。

紀伊国屋書店

シオランの人生最後の作品です。

シオランの思想の到達点が知りたい方はぜひ。

>>「告白と呪詛」の口コミはこちら

ペシミストとは「悲観主義者」

シオランはペシミストとされています。

ペシミストとは

  • 悲観主義者
  • 厭世主義者
  • 厭世家

とも呼ばれます。

ペシミズムの語源は、ラテン語で「最悪のもの」に由来します。

反対語は楽天主義であることを考えると、わかりやすいかもしれません。

参考:Wikipedia

シオランのおすすめ本5選まとめ

以上、シオランのおすすめ本5選をまとめてきました。

今回ご紹介した書籍はこちら。

  1. 生誕の災厄
  2. 生まれてきたことが苦しいあなたに
  3. 涙と聖者
  4. 絶望のきわみで
  5. 告白と呪詛

悲観主義的な方は興味深く読めると思います。ぜひ1度読んで見てください。

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