年間100冊は本を読むので、読んだ本をちょこちょこ公開していこうと思います。
小説でない限りはじっくりと文章を読んだりしないので、私の関心のある部分だけの感想をピックアップするような形になります。「その本の意図と違う!」という部分はあるかもしれません。私はこの文章からこう考えたということのオンパレードになりますがどうぞ悪しからず。
最近Kindle Unlimitedに再加入したためアンリミで読める本が多めになります。
幸せは脳内物質に左右されているのか
「幸せ」ってなんだろう、と考えたことはありますか。
「幸せって結局脳内の物質が出てるから幸せって感じるだけなんだよ〜」という文章をSNS上で見つけてしまった私は、脳内の物質によって私の幸せが支配されてるって本当なのか?知りたくなりました。そこで脳内物質と言われるセロトニンやオキシトシンなどに関する本をKindle Unlimitedにて探しました。
最近読んだ本は「幸せ」がテーマです。
まず読んだのがこちらの「アルファ波」という本です。
スピっぽいけどこれは科学的に証明されたことなんだよ〜というような一文があり、これは武田双雲さんの「丁寧道」でも聞いたことのある文章だ!と思いました。私はこういう本を手に取りがちなのかもしれません。
スピリチュアルといえば「引き寄せ」とか「波動」が有名ですがここ最近ではそれが科学的に証明されているようです。波動は確かにあると思います、正直。この話はまたいつかできればいいと思います。
アルファ波というのは副交感神経が優位な状態なようです。(中学の理科で習ったやつ!懐かしい!)修復の作用がありストレスホルモンを下げてくれる効果などもあります。アルファ波の時は記憶の整理することができるんだそう。だからちゃんと寝ないと定着しないよ〜とかよく言うんですね。
このアルファ波が出る時っていうのは決まっていて
- 朝起きた時
- 夜寝る前
の30分くらいの時、ふわ〜っとしてる時ですね。この時が最高なようです。だから寝る前にスマホ、起きてからすぐテレビをつけたりネットなどでニュースをみたりとかってよくない。
この30分を大事にすることで1日の流れまで変わるようです。まあわかっていてもなかなか現代人には難しいこと。人間って自ら不幸に向かっているんじゃないか?とすら思うことってあります。
ベータ波というものもあります。これは交感神経が優位な状態で、戦闘モード。自分の体力とか脳内キャパとかだと思うんですけどそういう自分の予算みたいなものがどんどん減っていく状態。これが多いと老けやすくなるらしい。
自分が戦闘モードの時ってどんな時ですか?人によって違うと思います。私はこの文章を読んでいて「だから人混みがダメなんだ!」という発見をしました。私にとって人混みは戦闘モードになる場なんだと思います。人が多いと楽しい雰囲気や賑やかで楽しいよね〜っていう方もいると思います。私は真逆で、この本の言葉を借りて言えば「自分の予算を減らしている状態」というわけです。
アルファ波を増やすというよりもベータ波=戦闘モードに自分がなってる瞬間みたいなのを減らした方が幸せになる方もいるのではないでしょうか。
自分が戦闘モードになっている時を考えてみるのは自分自身の幸せを定義するのに有効な方法っぽいです。
オキシトシンを出して幸せになってみる
続いては「オキシトシン健康法」という2016年出版の本です。ちょっと古めですね。科学的な根拠に基づいたような本とか健康、栄養、食などの本はなるべく新しい本がおすすめ。5年とかで言ってることが割と変わる分野だと思ってます。ていうかそうです。親世代のいう栄養学とか「今の時代はそれ推奨されてないんだけどな…」と思うことが割とあります。何を信じるかによるかもしれないですけど。健康法とかも増えすぎてほぼ信仰みたいな感じだな〜と思います。
「オキシトシンは他人とのふれあいで出ます」という文章を読んでしまってこの本は受け付けなくなってしまいました…。大勢でいるよりも一人でいる方が好きという人も一定数いるはずなのにその人たちはどうなるの?って思ってしまったからです。もちろん一人でもオキシトシンを出す方法も書いてありますがもう私には手遅れでした。
求めてた本と違いました。まあこういうこともあります。
自分に合わない食べ物は自分が既に知っている
続いて、高城剛さんの「BIO HACKING 未来を生きるための遺伝子の理解」です。高城さんの本は面白くて好きです。これ、よかったです。おすすめ。
好きな理由は「それぞれに合った方法を推奨する人」だからです。個性というか多様性というかそういうものを尊重する人が好きなんだと思います。同じように考える方は高城さんの本、面白いと思いますよ!
この本はお医者さんとの対談形式になっています。メモするほどグッときた一文がありました。
自分の能力をどう活かすかより、妨げるリスクをマネジメントする方が大事ということ。これはお医者さんの言葉でしたが。どちらにせよ結果的に自分の能力を最大限に活かすことにつながる。私が先程の本で「自分が人混みがダメなことに気がついた」と書きましたがまさにこれだな、と。もし私が自分が人混みがだめなことに気づかずに休みのたびに人混みに行っていたら…ただ自分の予算を減らして疲労させているだけなんですよね。逆に静かな場所でゆったり過ごせば回復するし、自分のパフォーマンスが最大限出せる可能性は高くなる。
とにかくマイナスやリスクをできるだけ減らすことにフォーカスすることで、自分の幸せに近づけるかもしれません。
この本で1番面白かったのはなんと言ってもSNPs検査のお話!自分はグルタメートタイプっぽいなって思ったんですけど、ネットで探してもなんの情報も出てこなくて笑いました。さすが高城さん…。最新情報すぎる。
グルタメートタイプは「調味料(アミノ酸)」が苦手と書いてあり、私が避けてる食べ物の成分を気になって調べたところほぼ全部にこれが入っていました!無意識というか遺伝子レベルで避けていたのかもしれません。例えばドレッシング。あとタレじゃなくて塩派というのは本にも書いてありましたがこれ私も全く同じです。なんならつけなくてもいい。調味料系を使ってる料理って多分大体わかります、全部同じ味がするので…。
でもこういう何がだめで耐性があって、というのは本当に人によって様々です。一概に〇〇は体に悪い!とかいうのも違うんだな〜ということが理解できました。この検査はネットで販売されている「ジーンライフ」などのキットでもできるようです。「やりたいかも!」と一瞬思ったのですが、自分がダメなものは自分が既に知ってることに気がついたので私には不要そうです。
こちらの本、良質でした。気づきを与えられる本っていいですよね〜。
最近読んだ本まとめ
今回紹介したいくつかの本は「Kindle Unlimited」にて読むことができます。
私は再加入でしたが、2ヶ月99円でできました。お試し価格なのかと思っていたのですが初めての方だけじゃないんですね。
今回紹介した本は
以上の3冊になります。

ご自身の幸せが見つかるきっかけになると嬉しいです。
それでは。